6月の誕生石 真珠(パール)を知ろう♪第2段 南洋真珠編♪

2022.06.12

皆様こんにちは、静岡県富士市青葉町にありますヤマトヤ富士店です。

今回はパールの魅力紹介第2段南洋真珠編です♪

魅力から、良質な物の選び方まで南洋真珠の世界を堪能してくださいね。

 

南洋真珠

 

 

南洋真珠とは、南洋つまり温かい南半球の海で採れる真珠の名称です。特徴は珠が大きい事で、8mm以上の大きさがあります。南洋真珠は2年間海の中でゆっくり育つ為、巻きが厚く重厚感のある美しい真珠です。

 

品質の良い南洋真珠の選び方

 

南洋真珠の品質基準は、大きさ(サイズ)、色(カラー)、光沢(テリ)、巻き、形、キズです。

大きな貝からとれる為、真円になる事自体が難しく、真円に近い程希少性が高く貴重になります。更に、巻きが美しく均一に真珠層を形成している南洋真珠は、照りも強く美しい輝きを持っています。キズは大きい珠ですので、余計に目立ちやすい為無い方がいいでしょう。この辺りは、アコヤ真珠と変わらない基準ですね。

ただ、南洋真珠は様々な形を楽しむ事もできますので、照りの良いものでお好きな形の珠をファッションに合わせて取り入れても良いでしょう。

但し、仏に黒蝶真珠を使用したい場合は、真円に近い物をお選びいただいた方が良いでしょう。バロックなどの形になってしまうとカジュアルになってしまい、失礼となってしまいますのでご注意ください。

 

白蝶真珠

 

白蝶真珠はオーストラリア・インドネシア・ミャンマー・フィリピンで多く生産されており、大粒で巻きが厚く絹の布のような深い光沢が特徴です。

白蝶貝は、貝の内側の縁の色で珠の色が決まり、縁の色がゴールドの貝をゴールドリップと言い、こちらの貝殻からは金色(ゴールド系)の真珠が採れ、シルバーリップの貝からは、写真のような美しい白い真珠(ホワイト系)が生み出されます。

 

黒蝶真珠

 

黒蝶真珠はタヒチ・フィジー・オーストラリアで採れ、この中でもタヒチが全体の生産量の95%を占めている為、タヒチアンパールやタヒチ真珠とも呼ばれています。

黒蝶真珠は母貝に含まれる、赤・黄・緑の色素によって色がつくりだされる為、色の種類も豊富。ピーコックカラーと呼ばれるクジャクの羽のような美しい色は、黒蝶真珠の中でも最も美しい色とされています。

ピーコックカラーは、赤・黄・緑の全ての要素を持った色で、珠を覗くと3要素の混ざりあった深く美しい色が見えるのです。更に、ピーコックカラーで真珠の照りも強く際立ちます。

 

まとめ

南洋真珠の場合は、真円が美しく希少など上質な真珠の基準は勿論ありますが、バロックやマベなど自由に形を楽しめる事も楽しみの一つですので、是非ご自分のお好みの南洋真珠を探しみてくださいね。

 

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