釣行報告
御殿場本店のKリハラから2回分の釣行報告です。
寒いのに・・・釣れないのに・・・と、本店スタッフに言われる中、懲りずに釣行してきました。・・・先に書きます・・・釣果はナシ・・・なのでいつもの通り画像でごまかします。
日の出前に到着してびっくり!駐車場には一台の車も止まっていません。…ということは、堤防には「釣り人がいない」=「貸し切り」ということです。…また、人がいないということは、「釣れない」というコトでもあります。
ヘッドライトの明かりだけを頼りに堤防に出てみると、そこは街灯の明かりも届かない暗闇!おまけに自分一人だけ!釣りを始めて約十数年、暗闇での貸し切り状態は3回目です。
正面に富士山を望む景色・釣果ともに特等席である場所に釣座を構え竿を伸ばしました。湿度が極端に低いせいでしょうか、約10km離れた沼津の街の光がくっきりと見えます。
周りが明るくなり始めるころには持ち込んだコマセ餌が溶けはじめました。竿を伸ばし仕掛けをつなぎ・・・早速、なぜ誰もいないのか試してみることにしました。
富士山の方角に遠投・・・潮の流れに任せて約3分流して回収・・・針につけたエサが残っています。まあこんなことはよくあるコトなのでもう1度遠投、もっと長く流して試すため沼津の街の方角に投げてみました。
約10分放置した後回収してみると、エサは形を留めたまま付いていました。同じことをもう1度試してみても結果は同じ・・・釣り人がいない理由がよく分かりました。
富士山に向かって思い切り投げるのは気持ちいいことですが、エサ取りさえいない状態というのはさすが飽きてしまいます。
時計を見るとまだ9時前だったので、車を軽く清掃洗車して竿を納めました。
その3日後、また釣行しました。
この日はライトがいらないほどの月明かり!堤防入り口付近にはイカを狙っている釣り人が・・・さすがに二回続けて貸し切りにはなりませんでした。でもその人だけで魚釣りをしている人は誰もいません( ゚Д゚)
釣れないであろうことを承知して前回と同じ場所に釣座を構えました。時間とともに富士山がハッキリと見えてきます。
・・・やっぱり、エサ取りさえいない状態は続いていました。せっかく来たので、小さい針が10本ついた仕掛け(アジ釣りなどに使う仕掛けです)を使って悪あがきをすることにしました。それを取りに車に戻るとどこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきました。
いつもの黒猫の声です。道具箱をあさっているとその声は自分の足元から・・・行く度に餌をあげているせいか、食べ物をくれる人間として認識されているようです。
ビックリするほどまとわりついてくるので、堤防に置いてきた道具箱の中の餌を取りに戻りました。ウニャウニャ言いながら一心不乱に食べきった後は恒例のマッサージタイム。首をわさわさされるのがお気に入りのようです。
ところで、仕掛けを変えてどうだったかというと・・・結果は同じ・・・悪あがきでした。
話によると、堤防奥のほうが釣れる確率が高い!そうなので、来週はそっちに釣座を構えようと思います。