「指輪が外れない!」「いつも指輪が外れにくい」とお困りの方へ・・・・
こんにちは!静岡県御殿場市の時計・宝飾店のヤマトヤ、事務スタッフのアオシマです。
指輪を買おうと、店頭にディスプレイしている指輪を試着したものの、いざ外そうとしたときにはずれにくくて、何度も指輪を引っぱるものの、やっぱりうまく外れない。。。そんな経験はありませんか?
そんなとき、販売さんがにこやかに近づいてきて指輪外しを手伝ってくれると、あんなにびくともしなかった指輪がスルリと外れた・・・。ヤマトヤでもよくある光景です。
指輪が外れないとき・・・・
ちょっとしたコツに気を付けるだけで意外とスルリと抜ける場合があります。また、どうしても向けない場合はどうすれば良いの・・・・?今日はそんなことをご紹介させていただきます。
指輪はまっすぐに引っぱるだけでは抜けません。
指輪をつけているときは、指と指輪の内側全体が密着している状態なため、まっすぐに引っ張って外そうとすると、皮膚の抵抗が大きくなって外れにくくなります(むしろ、これで簡単に外れる場合は、指輪のサイズが大きすぎる可能性が高いんです)
では、どうすれば良いのでしょうか?
対処法1.指と指輪のあいだに空間を作ってから外す
指で、指輪を下からグッと持ち上げます。そうすると写真①のように、指と指の間に空間が生まれます。
(写真①)
指輪を持ち上げた状態のまま、指輪を指先方向へスライドさせます。
そうすると、今まで全然動いてくれなかった指輪が、少しずつ動き始めます。
「指輪をグッと持ち上げる⇒スライドさせる⇒グッと持ち上げる⇒スライド・・・・」を何度か繰り返すと、写真②のようにスムーズに指輪が外れます。
(写真②)
この「外しやすい外し方」は慣れると、数秒で外すことができるようになりますよ。
外すときにいつも指が赤くなるくらいまで引っ張って外している方、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
それでもはずれないときはどうしたら良いのでしょうか?
対処方2.洗剤やハンドクリームを使ってみましょう
食器用洗剤(=中性洗剤)やハンドクリームを塗って、すべりをよくしてから、もう一度「外しやすい外し方」にトライしてみましょう。
それでも外れない場合は、近くの宝飾店に相談してみましょう。プロの販売員さんに外してもらうとなんとか外れる場合がありますし、そのあとの指輪の修理の相談にものってもらえます。
そして、それでも外れない場合は・・・・・・
対処法3.最終手段、「指輪を切ってから外す」
一部の宝飾店や消防署行くと、対応してくれます。
ヤマトヤでは、御殿場本店、裾野店、沼津店、富士店に「リングカッター」という専用工具をご用意しています。
指輪を切って外す意向があることをお客様から確認をさせて頂いたうえで、指輪を切ってお外しするという対応をさせていただいております。
ちなみに・・・・切ったあとの指輪はどうなるの?
切ったあとの指輪が修理可能かどうかは、指輪の形状・貴金属の種類・デザイン・宝石の配置によって判断・ご提案させていただいております。
貴金属の種類に関する情報が指輪の内側に刻印されているため、まさに「切ってみないとわからない」という場合もありますし、「透かし彫りデザインで、そもそもサイズ直しが不可能なデザイン」などさまざまなケースがございます。いずれにしても、お客様の指輪の状態を拝見させていただいてからご提案させていただきますので、ご安心くださいね。
※ヤマトヤへのご来店時に、指が著しく腫れていたり、うっ血したり、痛みを感じておられる場合は、まずは病院へ行くことをおススメする場合がございます。